山形県立河北病院
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>> 平成27年度病院情報の公表
診療受付時間
月曜日〜金曜日
午前8:30〜11:00
休診日
土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)
休日、時間外の診療は急患室にて行っています。
ただし、12月30日、1月2日は診療日(土・日の場合は休診)です。
平成27年度
山形県立河北病院
病院指標
年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
成人市中肺炎の重症度別患者数等
脳梗塞のICD10別患者数等
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC対象病院である当院は、診療報酬請求とは別に診療報酬や診療情報等のデータを厚生労働省へ提出することが義務付けられております。これらのデータを元に全国で統一された病院指標を集計・公表するもので、当院ホームページ内の「医療の質の指標」と一致するものではありません。
DPC :診断群分類に基づく1日ごとの支払い方式
(DPC/PDPS :Diagnosis Procedure Combination / Per-Diem Payment System)
集計条件等について
年齢階級別退院患者数
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年齢区分
0〜
10〜
20〜
30〜
40〜
50〜
60〜
70〜
80〜
90〜
患者数
-
20
41
80
117
240
546
626
787
249
当院は、高齢化の進む西村山地区に位置し、急性期病棟、地域包括ケア病棟、緩和ケア病棟を有する地域密着型の県立病院です。 本調査の対象となる平成27年度の退院患者様は2,714名です。世代でみると80歳代の患者様が多く、次いで70歳代の患者様になっています。平均年齢は71.39歳、中央値は75歳となっておりますが、退院患者様の38.2%を80歳以上の患者様が占めております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
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内科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
040080x099x0xx
肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし
145
23.63
14.34
7.59%
82.34
-
050130xx99000x
心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
80
25.16
18.30
11.25%
82.85
-
040081xx99x00x
誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
47
38.57
21.69
25.53%
85.53
-
内科では、肺炎や心不全の患者様が多く入院されています。肺炎では、1位の細菌性の肺炎に加え、誤嚥性肺炎の患者様が3位となっております。いずれの疾患もご高齢の方が多く平均在院日数が長くなる傾向にあります。当院では病状の落ち着いた患者様は、地域包括ケア病棟へ転棟していただき、在宅復帰に向けてリハビリにも力をいれたゆとりのある入院診療を行っております。
また、全入院患者様の約半数が内科の患者様で、平均年齢が高くなっております。
外科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
060210xx99000x
ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
27
8.26
9.17
0.00%
69.44
-
060020xx01x0xx
胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし
22
23.18
20.63
4.55%
71.55
-
060035xx0100xx
結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし
21
21.76
17.41
0.00%
72.48
-
外科は、腸閉塞の患者様が一番多く入院されており、ついで胃がん、結腸(大腸)がんの順となっております。当院では、消化器外科を専門とする医師が多く、胃がん、大腸がんでは進行度に応じ腹腔鏡下手術を行っています。また、乳腺外来を開設し乳がん検診にも力を入れております。
整形外科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
160690xx99xx0x
胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし
51
29.69
21.52
7.84%
77.29
-
160800xx01xxxx
股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等
48
49.21
28.70
12.50%
83.25
-
160760xx97xx0x
前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし
29
9.31
5.70
0.00%
62.86
-
整形外科では、胸腰椎の骨折についで大腿骨骨折、前腕骨折など外傷の患者様が多く入院されております。ご高齢の方が転倒されるなどして起こる大腿骨骨折には人工骨頭挿入術も多く行っております。手術後は、リハビリテーション目的に地域包括ケア病棟に転棟し早期退院を目指しております。手術からリハビリテーションまで一貫して当院で行っています。
泌尿器科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
110070xx0200xx
膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし
39
6.95
7.59
0.00%
78.10
-
110200xx02xxxx
前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術
17
8.24
10.25
0.00%
72.06
-
110310xx99xxxx
腎臓または尿路の感染症 手術なし
12
6.25
12.60
0.00%
76.17
-
泌尿器科では、膀胱がんや前立腺肥大症の患者様が多く入院されており、尿道からの手術を実施しております。尿路感染症の患者も多く入院されておりますが、いずれも在院日数は短い期間で退院されています。外来棟に人工透析室を有しておりますが、外来患者様に限らず入院患者様にも透析を実施しております。
産婦人科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
120060xx01xxxx
子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等
19
7.42
10.18
0.00%
46.42
-
120090xx97xxxx
生殖器脱出症 手術あり
-
-
9.53
-
-
-
120230xx02xxxx
子宮の非炎症性障害 子宮鏡下子宮中隔切除術、子宮内腔癒着切除術(癒着剥離術を含む。)等
-
-
2.48
-
-
-
産婦人科では、子宮筋腫などの子宮の良性腫瘍に対しての手術が多く行われており、次いで子宮脱、子宮内膜症の治療が行われています。当院では、お産は行っておりませんが、体外受精・顕微授精を含めた不妊症治療が可能であることから、多くの患者様にご利用いただいております。
麻酔科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
010120xx99xxxx
特発性(単)ニューロパチー 手術なし
-
-
6.73
-
-
-
010111xxxxx0xx
遺伝性ニューロパチー 手術・処置等2 なし
-
-
14.25
-
-
-
脳神経外科
DPCコード
DPC名称
患者数
平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率
平均年齢
患者用パス
010050xx02x00x
非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
-
-
11.91
-
-
-
010040x099x00x
非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし
-
-
19.32
-
-
-
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
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初発
再発
病期分類
基準
(※)
版数
Stage I
Stage II
Stage III
Stage IV
不明
胃癌
47
-
20
20
-
10
1
7
大腸癌
15
26
24
15
-
11
1
7.6
乳癌
-
11
-
12
-
10
1
7
肺癌
-
0
0
-
-
-
1
7
肝癌
0
0
-
0
-
13
1
7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院で手術や内視鏡的治療を受けた方以外、化学療法での入院(複数回)や他医療機関で手術して当院に転院された患者様も含めて集計しております。
胃がんでステージTが多いのは、早期がんで内視鏡的粘膜切除あるいは粘膜下層剥離術で治療された方が多い為と考えられます。ステージW・Vの患者様の場合、化学療法で入院される方も多く、当院では化学療法認定看護師、化学療法認定薬剤師が在籍するため、医師とのチーム医療を行っております。また、緩和ケア病棟も有しており、手術治療から緩和ケアまで患者様やご家族の希望も考慮して入院診療を受ける事ができます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
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患者数
平均
在院日数
平均年齢
重症度 0
-
-
-
重症度 1
27
18.11
78.30
重症度 2
62
22.18
83.72
重症度 3
40
28.20
84.90
重症度 4
-
-
-
重症度 5
-
-
-
不明
0
0.00
0.00
市中肺炎とは、病院以外で日常生活を送る中で罹患した肺炎のことで、当院で入院される患者様で一番多い疾患です。重症度分類とは、日本呼吸器学会の市中肺炎ガイドラインで決められている分類で、数値が高いほど重症となります。当院の市中肺炎で入院された患者様において、一番多いのは重症度2であり、平均年齢が上がる毎に重症度も高くなっております。また、重症度が高くなることで平均在院日数も長くなっております。
脳梗塞のICD10別患者数等
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ICD10
傷病名
発症日から
患者数
平均在院日数
平均年齢
転院率
G45$
一過性脳虚血発作及び関連症候群
3日以内
-
-
-
-
その他
0
0
0
0.00%
G46$
脳血管疾患における脳の血管(性)症候群
3日以内
0
0
0
0.00%
その他
0
0
0
0.00%
I63$
脳梗塞
3日以内
42
33.12
83.83
5.88%
その他
-
-
-
-
I65$
脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
-
-
-
-
その他
0
0
0
0.00%
I66$
脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
0
0
0
0.00%
その他
0
0
0
0.00%
I675
もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>
3日以内
0
0
0
0.00%
その他
0
0
0
0.00%
I679
脳血管疾患,詳細不明
3日以内
0
0
0
0.00%
その他
0
0
0
0.00%
脳梗塞の入院は、発症されてから3日以内に入院される方がほとんどで81.5%を占めております。
脳梗塞の平均年齢は85歳前後で高齢の患者様が多くなっておりますが、病状の落ち着いた患者様は、地域包括ケア病棟へ転棟していただき、在宅復帰に向けてリハビリテーションに力をいれており、手厚い入院診療を行っております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
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内科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K7211
内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)
209
0.05
1.14
0.00%
65.51
-
K721-21
内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2センチメートル未満)
41
0.07
1.07
0.00%
65.71
-
K6532
内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層)
34
1.00
8.50
0.00%
75.29
-
当院の内科には、消化器内科の専門医が多く在籍し、大腸ポリープや大腸腫瘍、胃ポリープに対しての内視鏡治療を多く行っております。また、結腸(大腸)ポリープの切除術においては、最短で1泊2日の短期入院での治療が可能です。
外科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K6335
ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)
91
1.01
3.48
0.00%
64.30
-
K7432
痔核手術(脱肛を含む。)(硬化療法(四段階注射法によるもの))
40
0.98
1.08
0.00%
68.63
-
K672-2
腹腔鏡下胆嚢摘出術
27
1.22
5.19
0.00
61.85
-
外科において一番多く実施しているのは鼠径ヘルニア手術、ついで痔核手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術となっております。当院の痔核手術は、切除せずに注射で治療が行える四段階注射法(ALTA療法)を多く行っております。この治療には、大腸肛門領域に精通した専門の資格が必要であり、数少ない治療認定施設となっております。
整形外科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K0462
骨折観血的手術(前腕) 等
45
2.24
20.84
4.44%
62.82
-
K0461
骨折観血的手術(大腿) 等
42
2.26
42.41
6.52%
81.96
-
K0483
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕) 等
20
1.10
7.05
0.00%
62.90
-
整形外科で多く実施しているのは、外傷に対しての手術です。術前に必要な検査を至急行うことで、入院後手術までの日数は短くなっております。術後は、地域包括ケア病棟を利用して十分なリハビリテーションを行い、機能回復を目指した診療を行っております。
泌尿器科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K8036イ
膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの)
31
1.00
4.84
0.00%
78.45
-
K8036ロ
膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの)
10
1.00
6.20
0.00%
75.80
-
K8411
経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの)
-
-
6.11
-
-
-
泌尿器科入院においては、尿道からの膀胱悪性腫瘍の手術が上位を占めております。3位の前立腺肥大症の手術も尿道から行っております。
産婦人科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢7
患者用パス
K867
子宮頸部(腟部)切除術
16
1.00
2.94
0.00%
58.94
-
K877
子宮全摘術
14
1.21
10.57
0.00%
51.29
-
K861
子宮内膜掻爬術
11
0.45
1.18
0.00%
64.73
-
産婦人科では、子宮頚部(膣部)の異形成や子宮頚がんに対する切除術が最も多く、次いで子宮筋腫等に対しての子宮全摘術となっております。いずれも入院前に十分な検査、処置を行っている事から術前日数は短くなっております
麻酔科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K190
脊髄刺激装置植込術
-
-
-
-
-
-
脳神経外科
Kコード
名称
患者数
平均
術前日数
平均
術後日数
転院率
平均年齢
患者用パス
K164-2
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
-
-
-
-
-
-
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC
傷病名
入院契機
症例数
発生率
130100
播種性血管内凝固症候群
同一
0
0.00%
異なる
-
-
180010
敗血症
同一
-
-
異なる
-
-
180035
その他の真菌感染症
同一
0
0.00%
異なる
0
0.00%
180040
手術・処置等の合併症
同一
-
-
異なる
-
-
全国のDPC対象病院における全症例に対する敗血症の割合は0.56%(厚生労働省:平成26年度のDPC対象病院の退院調査の集計から)といわれていますが、当院の発生率は0.18%で低い値となっております。また、穿孔性腹膜炎や肺真菌症など様々な原因で全身状態が悪化した結果、入院中にDICや敗血症を続発的に発症している症例の方(異なる)がDICや敗血症で入院される患者様(同一)より多くなっております。
手術や入院治療を行う際は、事前に可能な限り患者様に説明した上、細心の注意をはらって治療にあたっております。しかし、患者様の状態や検査に使用した薬剤の副反応によって合併症が生じてしまう事があり、その場合にも迅速な対応(検査、治療)をしております。
更新履歴
平成28年9月30日 初版